【演劇】トランクシアター2019 人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』稽古場レポート(飯綱)


2019/08/21 (水) 更新

【演劇】トランクシアター2019 人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』稽古場レポート(飯綱)

トランクシアター・プロジェクト2019の飯綱町トランクシアター実行委員会では、10月8日(火)に「Autumn 演劇 Festival in Iizuna Apple Museumu」を開催いたします。『月夜のファウスト』(19時開演)はこの演劇フェスティバルの一環として上演します。この『月夜のファウスト』の前に上演するのが人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』(17時半開演)。今回は、その人形劇オペラの稽古場にお邪魔してきました!

演出・脚本の徳武さん

人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』の稽古場は飯綱町にあるレストラン・アルコルージュ。ログハウス調の建物で木のぬくもりが感じられる素敵なレストランです(そしてご飯がものすごく美味しい!)。
この日は夜7時からの稽古。レストランの周りには夜霧が立ち込め、いかにも怪しげな雰囲気に。まるでどこかから悪魔のメフィストフェレスが現れそうな、とても幻想的な空気になりました。

この日の稽古には、脚本・演出の徳武さん、人形遣いの土倉さん、ソプラノの花岡さん、ピアノの瀧澤さん、サックスの七澤さんが参加。また、飯綱町トランクシアター実行委員会メンバーでもあり今回特別出演される遠藤さんと実行委委員長の古木さんも集まり、総勢7名のにぎやかな稽古となりました。

サックスの七澤さん

最初の稽古は人形の動きの確認も兼ねながら、台本を荒通し。脚本・演出の徳武さんからは演技だけでなく、人形の些細な動きまで細かく指示が入ります。それを即座に演技に反映させる土倉さん。ちょっとした手の動かし方で人形の表情が変わっていきます。その人形の動きに呼応するかのように、徳武さんもセリフを加えたりして、台本をその場で更新していきます。

ピアノの瀧澤さん

一通り荒通しが終わると、今度はピアノ・ソプラノ・サックスが入ってもう一度通し稽古を行いました。実際に歌や楽器が入ると一気に「劇」から「オペラ」に様変わり!ソプラノの花岡さんが一曲歌い終わるごとに、周りからは拍手が。でも思わず拍手をしてしまいたくなるほど、素敵な演奏と独唱を堪能しました。

ソプラノの花岡さん

通しを計2回して、この日の稽古は終わり。稽古なのにとても贅沢な時間を味わせていただきました。
この人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』は10/8(火)17:30からの上演予定。コメディなのにどこかせつなさが感じられる、そんな素敵な物語を、どうぞ秋の飯綱で味わってみて下さい。

実行委員兼特別出演の遠藤さん

実行委員長の古木さん


《Autumn 演劇 Festival in Iizuna Apple Museumu》
①10/8(火)17:30 人形劇オペラ『知ったかぶりファウスト』
②10/8(火)19:00 トランクシアター・プロジェクト2019『月夜のファウスト』
料金:大人3,500円/高校生以下2,500円(①②通し)
チケット予約・詳細:http://1127.info/event/4405/